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「ファンガス獲得ツアー2011」へようこそ!

背後:
お帰り!北海道どうだった?

セルゲイ:
んん。良かったですよぉ。適度に寒くて気持ちよかったですぅ。

揚羽:
ああ、先日から姿が見えないと思っていたらファンガスツアーに行っていたのか。

蛹:
しかも、もう本業にジョブチェンジしているんですね……

セルゲイ:
これで黴生えも腐ってる物も大丈夫なのです。
キノコっておいしいですよねぇ。

背後:
ファンガスの目の前でそんな事言わないでよ。

セルゲイ:
いえ、食べませんよ?;

ファンガス:
(ぴょんぴょんしている。その後伸び縮み運動も始める)

背後:
………………何か、蟻の巣を見ているような気分になるね。
そういうの私大好きだったんだよねー

ガルーダ:
胞子に見とれるのは良いんですが、こっちの話もして下さいよ~?

背後:
ああ、…えと、イカーでは、アクエリオに着きまして…
1週間程度経った所ですね。水瓶は、何か夢があって良いよねぇ。ジャバジャバ。←
地下?に魔王サマが居るみたいですけど、ボスになったりするのでしょうか。
でもそれだとあまりにも予想通り過ぎてつまらないので、違って欲しいなあとも。思いますよ。
あれだよ、犯人っぽいけど犯人じゃない、寧ろ別の意味で重要ポジション、みたいな。

ガルーダ:
Σ意味が判りませんよ!

テノール:
…何処かで聞いたような…フレーズですね…今の…(苦笑)
たしかミズキさんの偽シナミステリーのワルツの役…でそんな話をしましたね…

揚羽:
む、何だか結構集まってしまったな

背後:
本当は、近くに皆いるんだけど、それぞれ好き勝手にしてるんだよ。(きっぱり
ええと、何はともあれ、セリョージャはファンガスと仲良くしてあげて下さい。
でも、見ると可愛いね!もわもわしてる!☆

セルゲイ:
ハイ、ファンガスを宿す代わりにコースチャとはお別れになってしまいましたが、
暫くの間は、ファンガスと一緒に頑張りたいと思いますよぉ。
意外と何でも食べられるようなので、今度は辛い物でもあげてみましょうか。

ファンガス:
(「?」 とでも言いたそうに伸びる)

蛹:
…好き嫌いあるのでしょうかね?

揚羽:
近くで見るのは初めてだが、結構良く動くのだな……

背後:
お、皆興味津々。

セルゲイ:
続きはプレイングですよぉ。

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本名:セルゲイ・コンスタンティーノヴィッチ・アブラモヴィッチ
称号:紫の茸帽子
誕生日:1995年7月24日(獅子座:公明正大な威風、快活と熱情)
誕生花:スイレン(花言葉:甘美)
誕生石:犬の歯型の真珠(宝石言葉:激しいしかえし)
血液型:O型
ジョブ:ファンガス共生者×フリッカースペード
身長:171くらい

■ポーランドの隣の国・ベラルーシのミンスク出身。ブレストに移住。
 高名な作家を数多く輩出している家の生まれで、幸せに育っていたが
 ヨーロッパ人狼戦線3での森の異変を感じ取り、ベラルーシから参戦を決意。
 文才は天才的で、夜に一人になっては詩を詠んでいる。

■ダークで近寄り難い雰囲気だが、本人にそのつもりは無い。
 気になっては居るが直し方が判らないので放置している。
 いざ話してみると子供っぽく好奇心旺盛である事が判るだろうか。
 実はファザコンとの噂。

■語学の勉強はそれなりにしており、簡単な会話なら数ヶ国できるらしい。
 しかし簡単な物が中心なので漢字の読み方を素で間違えたりなどお茶目な面も。
 熟語やことわざやも難しい物は全然判らない。

■宿したファンガスは【ヴァレーリヤ】と名付けている。
 自他ともに認めるおねむっ子であり、疲れると野外でも寝てしまう。
 甘い物と苦い物が大好きで、特にビターチョコレートを貰うとかなり喜ぶ。

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背後:
カタストロフお疲れ様ー!!
本当に心配したんだよー!!!

揚羽:
うむ…犠牲者は、最小限にできたであろう……
出てしまった事には変わりは無いが、生きて帰れた者も多い…
これで、あの異形達をどうにかできる可能性が出てきたわけだ

蛹:
最悪の場合、組織としての学園が壊滅状態になったわけですからね……

揚羽:
お前は重傷だったからな……あんまり無茶するなよ

蛹:
………… …あの、それ、何です?

背後:
Σ 人だよ!!人!!

蛹:
見れば判りますよ。いきなり知らない人が居たらこう言いたくもなりますよ。

????:
………zzzzz………

揚羽:
遠慮なしに寝てるな…;

背後:
うーん。長旅してきたというか、学園を色々探索していたら疲れちゃって
眠いらしいよ。

蛹:
という事は銀誓館の能力者ですか。
このタイミングにですか?

背後:
いや、寧ろビャ ウォ… …ヴィエジャの森での戦いで、参戦を決意したらしいよ。

揚羽:
やっぱりそれ、言い難いよな…;

????:
……は…。 ……うーん……zz むむ。

蛹:
あ、起きた。

背後:
おはよーございます。(棒読み)

????:
んんー…おはよう御座い、マス……
まだ眠いですねぇ……起きた方が良いですかぁ?

背後:
せめてちょっとくらい自己紹介しましょうよ。

???????(スカルロード):
…………(主の起床により、もう良いかなと思い奥から出てきた)

蛹:
スカルロード……!?
使役ゴーストですか?

背後:
うん、じゃあセリョージャは一緒に自己紹介してくれる?

????:
では……
ワタシの名前、セルゲイと言いますよぉ。本名は日本人にしては長めでしょうが
セルゲイ・コンスタンティーノヴィッチ・アブラモヴィッチと言います。
愛称はセリョージャですぅ。まあ好きに呼んで良いですがそれで呼んで頂ければぁ。
このスカルロードはワタシの父のコンスタンチン、です。コースチャって呼んで下さいねぇ。

揚羽:
本当に長いな…何人だ?

セルゲイ:
ワタシベラルーシから来ましたぁ。日本に来るまでかなり長かったんですよぉ…

蛹:
ああ、ポーランドの隣の国ですね。

セルゲイ:
そうですー。ビャウォヴィエジャの森で何か起こってるなーって思ったので
意を決して日本に来る事にしたのですぅ。
まあワタシはベロヴェーシの側しか見てないのですけどぉ。

揚羽:
ベロヴェーシ……?

背後:
ポーランドとベラルーシに跨る大きな森を、ポーランド側をビャウォヴィエジャ、
ベラルーシ側をベロヴェーシって呼ぶらしいよ。

セルゲイ:
そうなんですぅ。ビャウォヴィエジャって少し面倒な名前ですよねぇ。
ポーランドってそういう名前多いんですよぉ。
…あと、…ワタシ日本に来るにあたりかーなり日本語勉強しましたので
それなりに喋れるので大丈夫ですよぉ。

揚羽:
Σ ヨーロッパ人狼戦線3からそんなに経ってないぞ!?

セルゲイ:
いえ…ワタシもともとそれなりに語学は勉強していたので、
旅行で困らない程度の基礎知識はあったんですよぉ……
此処で役に立つとは思いませんでしたけどねぇ……

蛹:
でも、ヨーロッパの国の文化とかは興味ありますね。
今度教えてくれませんか?

セルゲイ:
まあ、眠く無い時なら良いですよぉ。ワタシ本当に、疲れると直ぐに寝てしまうのでぇ。
……zz あぅ。

コンスタンチン:
…………(近付き、黒衣で覆う。寒くないようにしているのだろうか)

揚羽:
あ、良い人だ。

蛹:
それにしても、このスカルロードが父という事は、
恐らくゴースト事件で命を落としたのでしょうね……

背後:
そこらへんは、その気になったら説明してもらうかな。
とりあえずそのまんま寝かしといてよ。
変にしつこく起こしたら怒るからさ。←

揚羽:
そ、そうなのか……;

セルゲイ:
…………zzz

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3月27日。ヨーロッパのビャウォヴィエジャの森にて行われた、ヨーロッパ人狼戦線3…
銀誓館では、それはポーランドの森だと言われてきているが、一部の人は、
それは間違いでは無いが、ちょっと言い過ぎだという事を知っているだろう。

そう、ビャウォヴィエジャは、ポーランドと、もう1つの国に跨っているのである。

「……やっぱり、日本って遠いですねぇ……」

飛行機のチケットを見て、溜息をつく少年。
彼が居る場所は、ベラルーシ。ミンスク国際2空港である。
知っている人は知っているが、ベラルーシから日本は、それなりに遠い。
安いと一人8万くらい、高いと30万くらいする、意味の判らない金額だ。
彼の家はそれなりに裕福なので別に大丈夫なのだが、それでも気になる値段である。

とにかく、日本に行くと決意してしまった物はしてしまったので、そのまま飛行機に乗る。
長い道のりなので、何故こんな事になったのかを思い返すには十分だ。

ビャウォヴィエジャの森は、ポーランドと、ベラルーシに跨っている。
どちらでも、世界遺産に登録されている、美しい原生林だ。
正確には、国境からポーランド側をビャウォヴィエジャ、ベラルーシ側をベロヴェーシと言う。
銀誓館と異形が死闘を繰り広げた、ビャウォヴィエジャの森。
ベラルーシとポーランドの国境付近のブレストに住んでいた彼には
すぐに、何かが起きていると判った。けれど、「近付かないで」と他の皆は言った。

『ゴーストが原因で起きている事件に関わろうとしない』……世界結界の力である。

その日の夜、不思議な夢を見た。
何度も何度も、「負けないで」とか、「死なないで」とか、
色々な声が、話しかけてくる夢。それは、カタストロフ中に銀誓館の皆が心の中で叫んだ言葉。
霊感が強いと自覚している彼は、その声が日本を拠点とする何かの物であると感覚で知る。

そして、その者達が戦っている「モノ」が、父親の仇であるとも。

「……コースチャ…ごめんね…これは、ワタシの我儘だよ……」

  『セリョージャも良い詩を作るな、流石私の息子だ』

嬉しかったのに。嬉しかったのに。うれしかったのに。うれしかったのに。

いつの間にか目覚めていた能力者としての力が、引き寄せたのだろうか。
それとも、単なる偶然、不幸だったのか。

あの時、『得体の知れない物』の存在を認めるのが恐くて恐くて恐くて、
ビャウォヴィエジャの森の一件があるまで、目を背けてきた。
自分は、「家族を見捨てる」というとんでもない事をした。
けれど、何をすれば良かったのか判らないから、そんな罪深い行為にも、目を瞑ってきた。

  あの時、何をするのが良かったのか。ワタシは逃げただけだった。
    しかし、逃げなかったら、何かできたのだろうか。
      ……逃げなければ、死んでいたのではないだろうか。

その思考を、あれから何回しただろう。
今も、止まる事を知らない。いつかは止まると信じているけれども。

「その為にも、日本に行こう。」
あの、『得体の知れない物』と戦える組織があるのなら。
戦う事、生き残る事が、罪滅ぼしとなるのなら――。


10時間を優に越えるその飛行機のフライトを終えると、
次に成田から鎌倉に向かうという面倒な旅が待っている。
2時間程の、乗り換えもちょっと多い。事前に調べてきたメモを見て、もう一度溜息をつく。
成田から品川へ。品川から大船へ。大船から鎌倉へ。

しかも、立つ。人が多いのでそれが当たり前になってしまう。
日本人からすれば珍しい、赤っぽい髪と、不思議な瞳が
他の乗客の関心を集めるけれども、それは直ぐに止められる。
生活を壊された虚無感と、ゴーストへの憎しみが、彼の瞳を歪ませ、光を失わせた。
見つめられたら呪われそうな、そんな瞳で少し睨めば人は直ぐに眼を逸らした。

昔は、そんな眼じゃなかったのに。

そんな思考をしながら、唇を噛み。人の視線を感じる、少し長めに感じる電車の旅も終わりを告げる。
同じような思考を何回も何回も繰り返すので、時間の経過を曖昧に感じてしまうのだ。
しかし、そろそろそれも終わりそうだ。

鎌倉から、詠唱調律車両に乗り、銀誓館学園へと辿りついた。
校門に入った時点で、やはり「そういう」学園だったのだと、直感する。
きっと、彼と同じような境遇だろうと眼に見えて判る人も居る。
外国人も日本人も入り混じっている。そして能力者も……

がくんっ

確かな安心感を感じた直後に、足から力が抜けてしまった。
………………物凄い、眠気だ。

(「ああ……かなり疲れましたからねぇ…… …でも此処で寝たら他の人の迷惑に…」)

昔からそうだ。疲れると、一気に睡魔が襲ってきて、前後も判らずにいきなり眠る。
凄く歩いたし、凄く立ったし、凄く座った。まあ、寝ても良いだろう、此処まで頑張ったのだから。
そう、思い直して、完全に眠った。
…勿論、同じ時間に登校してきた人――能力者か否かは判らないが――に
保健室に連行された。

「……丸一日寝てたんですかぁ?」

彼が銀誓館学園で、初めて存在を知った部屋は、教室でもなく、事務室でもなく、
保健室だった。

…ともあれ、新しい、日本での生活が此処から始まりそうだ。

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背後:
何か、ルダちゃんにバトンが来たので…やってもらえます?

ガルーダ:
…ええ…良いですけど…節電は良いのですか?

背後:
うるさいな!!かなり早く打ってるわ!!(RP無視)
できるだけ早く終わらせたいので、スピーディに行きましょう!!

ガルーダ:
はい…ええと、誰からですか?

背後:
ユツ君以外に誰がいると思ってるの?←
じゃあ行きますよ!!

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